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【カイロ時事】イスラエルのメディアは10日、パレスチナ自治区ガザの国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の本部施設地下で、イスラム組織ハマスが諜報(ちょうほう)活動で使っていた「データセンター」をイスラエル軍が発見したと報じた。軍は、施設からの電力供給などUNRWAとハマスの関連を指摘。UNRWA側は「知らなかった」と反論している。
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報道によると、地下には電気室や居住空間もあった。軍は声明で、過去2週間にわたってガザ北部と中部で標的を絞った作戦を行い、UNRWA本部施設の18メートル地下を通る約700メートルのトンネルに行き着いたと説明した。本部施設では大量の武器を押収し、施設が「ハマスによって使用されていた」と強調した。
UNRWAのラザリニ事務局長は、施設の地下に「何があるかは知らなかった」とX(旧ツイッター)に投稿。UNRWA職員はイスラエルの退避命令に従い、昨年10月12日には施設を去ったといい、施設がその後どのように使用されたか分からないと述べた。
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