
米英とオーストラリアの国防相らは、3カ国の安全保障枠組み「AUKUS(オーカス)」への新たなメンバー参加に向けた協議開始を8日に発表する見通しだ。事情に詳しい複数の関係者から情報を引用し、英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が報じた。
中国に対する抑止力の役割を目指すAUKUSに米政府が日本の関与を求める状況が背景にあると同紙は指摘した。
FT紙によると、米英豪3カ国の国防相らは、海中能力や極超音速兵器分野での技術協力を含むAUKUS「第2の柱」に関する協議を始めると公表する見込み。
今回の発表は、国賓待遇で訪米する岸田文雄首相とバイデン大統領との10日の首脳会談、フィリピンのマルコス大統領を交えた初の日米比首脳会談直前というタイミングで行われることになる。
日米両政府が10日の首脳会談に合わせ、1960年の安全保障条約改定以来で最大の防衛関係見直しを発表するとFT紙は先に伝えていた。
同紙によれば、一部の米当局者は日本にAUKUSへの正式加盟を求めていたが、拡大協議開始の表明は、加盟国間の妥協の産物という。
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原題:Aukus Alliance to Hold Talks on Expansion of Security Pact: FT(抜粋)
これはブルームバーグ・オートメーションを利用して作成した記事です。
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