[ニューヨーク 15日 ロイター] - トランプ前米大統領(77)の不倫口止め疑惑に絡む事件の初公判が15日、ニューヨーク州の裁判所で始まった。大統領経験者が刑事責任を問われるのは米史上初で、11月の米大統領選への影響が注目される。
トランプ氏は入廷前、裁判について「政治的迫害だ」とコメントした。裁判所前はバリケードで囲まれ、厳重な警備が敷かれた。周辺には「早く有罪にしろ」などと書かれたプラカードを掲げた抗議活動参加者の姿が見られた。
トランプ氏は計4つの刑事事件で起訴されており、公判を迎えるのは今回が初めて。この事件では、2016年の大統領選前に不倫関係にあったとされるポルノ女優ストーミー・ダニエルズさんに口止め料を支払い、もみ消しを図った疑惑などが問題となっている。トランプ氏は同事件に絡む34件全ての罪状について無罪を主張している。
審理入りに先立ち、まずニューヨーク市民から陪審員12人が選出されるが、手続きに約1週間を要する見通し。公判は少なくとも5月まで続くとみられる。
米大統領選に関するロイター/イプソスの世論調査によると、トランプ氏の不倫の口止め料を不正に処理したとされる事件を巡る裁判について、64%の有権者が少なくとも「やや深刻」だと回答した。 もっと見る
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