タス通信によると、ロシア国防省は17日、露軍が過去1週間にウクライナ北東部ハルキウ州で計12の集落を掌握したと発表した。ウクライナ軍は部隊を増強して応戦しており、激しい攻防が続いている。
露軍はこれまで主戦場だったウクライナ東・南部に加え、今月上旬からハルキウ州への攻撃を強めている。ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は露軍が国境から5~10キロ・メートルの地点まで侵入したとAFP通信に明かし、露軍の作戦は「第1波だ」としてハルキウ州での攻勢が長期化するとの見通しを示した。
露側にはウクライナ軍の兵力を分散させる狙いがあるとみられる。ゼレンスキー氏は17日のビデオ演説で、ハルキウ州の各地で自軍が「露軍の圧力を食い止めている」とした上で、東部ドネツク州の戦線にも注力する考えを強調した。
英字ニュースサイト「キーウ・インディペンデント」によると、ハルキウ州の州都ハルキウでは17日、露軍の攻撃があり、3人が死亡、31人が負傷した。ウクライナ軍も16日から17日にかけて、ロシアが一方的に併合した南部クリミアのセバストポリや露南部ノボロシスクを無人機で攻撃した。セバストポリ近くでは発電所が損壊した。
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