[エルサレム 27日 ロイター] - イスラエルのダナ・エルリッヒ駐アイルランド大使は27日、パレスチナを国家として承認するアイルランドの姿勢は、ハイテク拠点としての同国の地位に悪影響を及ぼすとの見方を示した。
ノルウェー、スペインとともにアイルランドが決めたパレスチナ国家承認は28日、正式に発効する。
こうした方針に抗議するイスラエル政府から本国に呼び戻されたエルリッヒ氏は、アイルランドに投資しているイスラエルの人々などから今後を懸念する声や、投資先を移すべきかどうかといった問い合わせが増えていると説明。アイルランドに拠点を置くことを不安視する向きがどんどん増えている状況は、同国がハイテク企業の中心地として妥当なのかどうか疑問を与えることになると指摘した。
エルリッヒ氏はロイターのインタビューで「アイルランドはこの事案(イスラエルとパレスチナの対立)で中立的でも、誠実な仲介者でもない。なぜなら大きくパレスチナ側に立っているからだ。だがわれわれが言おうとしているのは、今は国家承認を表明する時期ではないということだ」とも語った。
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