ウクライナのゼレンスキー大統領は14日、東部ドネツク州の軍旅団司令部で、激戦地バフムトの北方ソレダルでの作戦に携わる部隊を激励した。大統領府によると、現地司令官から防空システムや武器、弾薬の必要性について報告を受けた。ゼレンスキー氏は「全ての旅団を個別に訪問し、それぞれの問題を把握したい」と強調した。
マリャル国防次官は、軍が過去1週間でバフムト方面の3平方キロの奪還に成功したと発表。バフムト南方で計40平方キロを取り戻したと述べた。
一方、ドイツのリントナー財務相は14日、ウクライナの首都キーウ(キエフ)を訪問し、レズニコフ国防相やシュミハリ首相と会談した。英BBC放送によると、リントナー氏は記者団に、ロシアによるウクライナ侵攻開始後、ドイツが約220億ユーロ(約3兆4900億円)の支援をしてきたと述べ「ウクライナは負けてはならない」と支援継続に意欲を示した。(共同)
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