トルコ大統領、ハマス最高幹部に「イスラエルは代償を払うだろう」…ハマス拠点のトルコ移転も協議 - 読売新聞オンライン

　【エルサレム＝福島利之】トルコのアナトリア通信によると、タイップ・エルドアン大統領は２０日、イスラム主義組織ハマスの最高幹部イスマイル・ハニヤ氏と会談し、「イスラエルは残虐行為の代償を払うだろう」と述べ、パレスチナを支持する立場を明確にした。

　両氏はイスタンブールで会談した。会談は、パレスチナ自治区ガザで昨年１０月に戦闘が始まって以来、初めてだった。エルドアン氏は即時停戦を訴え、ガザへの人道支援の継続を伝えた。

　アラブ圏有力紙アッシャルクルアウサトなどによると、ハニヤ氏はハマスの拠点をカタールからトルコに移すこともトルコ側と協議した。ハマスと、ガザでの戦闘停止の協議を仲介するカタールの関係は微妙になっており、カタールのムハンマド・サーニ首相は１７日、「仲介役の役割を見直している」と発言した。

　イスラエル軍は２０日、ガザ最南部ラファを空爆し、ガザの保健当局によると、９人が死亡した。ヨルダン川西岸トゥルカレムのヌール・シャムス難民キャンプでは、イスラエル軍が１８日から武装勢力を掃討する作戦を続けており、パレスチナ保健当局は２０日、パレスチナ人１４人が殺害され、４０人が負傷したと発表した。

Adblock test (Why?)

from 世界 - 最新 - Google ニュース https://ift.tt/rJ5v0N4
via IFTTT

Bagikan Berita Ini