【ニューヨーク=山本貴徳】米ニューヨーク州地裁は2日、トランプ前大統領が不倫の口止め料を不正に処理したとされる事件の裁判で、11日に予定されていた量刑の言い渡しを9月に延期した。連邦最高裁が1日、大統領在任中の公的行為は免責されるとの判断を示したことを受け、トランプ氏側が有罪評決を覆す手続きを始める考えを明らかにしたためだ。
トランプ氏は2016年の大統領選前に、不倫相手の女性に口止め料を支払い、それを隠すために業務記録に虚偽の内容を記載したとして罪に問われ、5月の評決で有罪を言い渡された。
トランプ氏側は1日に提出した文書で、検察側の証拠に、大統領在任中のSNSでの発言や演説などの公的行為が含まれているとして、有罪の評決を無効とする申し立てを10日までに行うとしている。
判事は今後について、9月6日にトランプ氏の申し立てに対する判断を示し、必要ならば9月18日に量刑を言い渡すとしている。
言い渡しは共和党がトランプ氏を大統領候補に正式指名する党大会(7月15~18日)以降になる。刑事事件の大統領選への影響回避を図ってきたトランプ氏にとっては追い風となりそうだ。量刑言い渡しの延期について、トランプ氏は自身のSNSに「最高裁の歴史的な決定により、私への魔女狩りが終わる」と投稿した。
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