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バイデン氏、認知検査求める声に「日頃の職務が検査」と拒否…大統領選継続の障害になる可能性も - 読売新聞オンライン

 【ワシントン=池田慶太】米大統領選からの撤退圧力が強まる民主党のジョー・バイデン大統領(81)に対し、記憶力などを評価する認知検査を求める声が上がっている。年齢的衰えが指摘されるが、バイデン氏は検査を否定し続けており、こうした姿勢が選挙戦継続の障害になる可能性がある。

 米紙ワシントン・ポストは6日、ホワイトハウス関係者の話として、最高齢の大統領として就任した2021年1月以降、認知検査は一度も行われていないと報じた。

 6月のテレビ討論会では何度も言葉に詰まり、高齢不安が一気に広まった。バイデン氏は5日のテレビインタビューで、認知検査を受けて国民に公表する意思があるかを問われ、「医師らは必要ないと言っている」と拒んだ。日頃の職務が「検査」だと主張し、「私は毎日、認知検査を受けている。世界を動かしている」と強調した。

 しかし、討論会後も失言や言い間違いが後を絶たず、5日の集会では今年の大統領選について「2020年に再び勝つ」と述べた。独立記念日のイベントではドナルド・トランプ前大統領(78)を「私たちの元同僚の一人」と呼び、訂正した。

 バイデン氏が討論後に応じたラジオ局のインタビューでは、陣営側が事前に質問を渡していたことが判明した。司会者はABCニュースに対し、与えられた質問5項目のうち4項目を選んだと認めた。原稿なしで丁々発止の議論ができなくなっているとの受け止めが広がっている。

 2月に公表されたバイデン氏の定期健康診断に関する主治医の意見書では「職務遂行に適している」と評価されたが、認知力を証明する記録は含まれていなかった。民主党内には良好な健康状態であると示すために「検査は避けられない」(下院議員)との見方があり、検査を拒み続ければ候補差し替え論が強まることも予想される。

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