[カイロ/ガザ 1日 ロイター] - パレスチナ自治区ガザでイスラム組織ハマスと共闘するイスラム聖戦は1日、イスラエルに向けて多数のロケット弾を発射した。
イスラム聖戦は「シオニストの敵によるパレスチナ人に対する犯罪」への対応として、戦闘員がガザとの境界に近いイスラエル側の複数地区にロケット弾を発射したと明らかにした。
イスラエル軍は飛来した約20発のロケット弾による死傷者はいないとした。ただ、今回の攻撃でガザの戦闘員が依然としてロケット弾発射能力を有していることが示された。
一方、イスラエル軍はガザ市東部シェジャイヤ地区やガザ南部ラファの西部と中部で戦車をさらに前進させた。
イスラエル軍は1日にシェジャイヤで複数の戦闘員を殺害し、大量の武器を発見したとしている。
こうした中、イスラエルのネタニヤフ首相はハマスの軍事能力を破壊する目標に近づいていると表明。「ハマスのテロリスト集団を排除する段階の終わりに進んでいる」とした上で、「残党への攻撃は続く」と述べた。
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