こんにちは、料理研究家のエダジュンです。
本日は、エスニック料理で欠かせないナンプラーを使って「お手軽よだれ鶏」を作りたいと思います。
ナンプラーとレモンの組み合わせは、酸味と旨味が強くてとても美味しいです。これをピリ辛のよだれ鶏風にして、ご飯もビールも進む味わいに仕上げました。高たんぱく、低脂肪の鶏むね肉を使うので、“筋肉メシ”としてもおすすめですよ。
エダジュンの「エスニックよだれ鶏」
【材料】(1~2人分)
- 鶏むね肉 1枚
- 塩、砂糖 各小さじ1/4
- パクチー、ピーナッツ お好み量
(A)
- 鶏のゆで汁 大さじ2
- ナンプラー、酒 各大さじ1
- ごま油、レモン汁 各小さじ2
- ラー油 小さじ1(豆板醤を使う場合は小さじ1/2)
作り方
1. 鶏むね肉は皮をとり、フォークで全体に穴を開け、塩と砂糖をもみ込む。
2. 鍋に鶏肉が浸るくらいの湯(分量外、700mlほど)を沸かし、1の鶏肉を入れる。火を止めてフタをし20分ほどそのまま温める。
その間に(A)を混ぜ合わせておく。
(A)のラー油を豆板醤に変えると、ソースのコクがアップしますよ。
3. 2の鶏むね肉に火が通り、粗熱がとれたら鍋から取り出し、薄切りにする。
この茹で汁は美味しいスープにするので、捨てずに残しておいてください。
4. 皿に盛り付け、(A)のタレをかけ、お好みで食べやすく切ったパクチーと、砕いたピーナッツを添える。
酸味、旨味、辛味が味わえるよだれ鶏が完成
じっくり火を通すので鶏むね肉はしっとり仕上がります。冷蔵庫で冷やして食べても美味しですよ。レモン汁は、生のレモンを絞って使うと香りが段違い、とても美味しくできるのでおすすめです。
そして、今回は鶏むね肉の茹で汁を使ってもう1品、
「エスニック卵スープ」を作ります。
鶏むね肉を取り出した鍋に残った茹で汁を再度中火にかけ、沸騰して、アクが出たらすくってください。そこに、ナンプラー大さじ2、レモン汁小さじ2を入れて(ナンプラーは味を見て調節してください)、
沸騰している状態で、溶き卵1個分を回し入れたら、
鶏の出汁が効いた、ふわふわ卵のスープが完成です。
ビールと一緒にいただくもよし、ここにご飯を添えれば一汁一菜、立派なエスニック献立の完成です。1つの鍋で2つの料理ができるので、ぜひ作ってみてください。
今回のレシピと同じ方法で火を通した鶏むね肉は、麻婆ソースで食べるのもおすすめです↓
作った人:管理栄養士 エダジュン
パクチー料理研究家・管理栄養士。株式会社スマイルズに入社。SoupStockTokyoの本社業務に携わり、2013年に独立。家で作れるエスニック料理とパクチーを使ったレシピを研究中。「料理にやっちゃいけないことはない」がモットー。著書に『パクチー!パクチー!パクチー!』(NHK出版)、『これ1品で献立いらず!野菜たっぷり具だくさんの主役スープ150』(誠文堂新光社)、『毎日食べたい!お粥ごはん』。(パルコ出版)2019年12月発売の最新刊『野菜たっぷり具だくさんの主役パスタ150』は、2人分の量を1人分の麺(100g)で作り糖質オフできる、毎日食べたくなる150種類のパスタレシピを掲載。
企画協力:レシピブログ
テレビや雑誌で活躍するブロガーをはじめ17,000名のお料理ブロガーが参加する日本最大級のお料理ブログのポータルサイト。毎日のおかずや弁当、お菓子など100万件のお料理レシピを無料で検索できる。
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March 10, 2020 at 09:00AM
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【鶏むね肉】ナンプラー×レモンで「エスニックよだれ鶏」がしっとりできた【エダジュン】 - メシ通
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