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肉専門店オーナー・片根淳子が自身に課す“セブンルール”「お肉を通して笑顔を届けたい」 - フジテレビュー!!

視聴者が“今最も見たい女性”に密着し、自身が課す“7つのルール=こだわり”を手がかりに、その女性の強さ、弱さ、美しさ、人生観を映し出す新感覚ドキュメント『7RULES(セブンルール)』。

6月16日(火)放送回では、新潟市内に店を構える、肉専門の販売店「お肉ジャパン」のオーナー・片根淳子に密着。 仕入れから発送までを1人でこなし、肉好きを集めて塊肉の魅力を広めるイベントまで主催する、肉の伝道師・片根のセブンルールとは。

6月16日『セブンルール』

ルール①:塊肉はFacebookで売る

「お肉ジャパン」のウリは、良質な国産のブランド牛を中心とした、一つ数キロの塊肉。自身で好きにカットして調理をすることで、料理の幅が広がるのが塊肉の魅力のひとつだと話す片根が、毎日売る肉の種類や部位はバラバラ。

オンラインの販売はFacebookのみ。肉の写真とともに、部位や重さ、値段を記してお店のアカウントに投稿し、そこに早い者勝ちでコメントをすることで購入者が決定する。

スマホ1台で、いつでも、どこでも投稿やコメントのチェックが可能。そして購入者の情報がわかることも、メリットの一つだという。リピーターの購入者には片根個人のアカウントから友達申請をし、個人のメッセージで発送連絡などのやり取りをする。「そうするとお客さんとの距離が、ぐんと近くなるのがうれしい 」と笑顔を見せた。

ルール②:自分が食べたい肉しか仕入れない

週に数回、卸売業者が持ってくる肉から、店で売る肉を選び出す時が、片根にとって最も“血がたぎる”瞬間。多い日は1度に200キロを超す量を仕入れることもあるが、その中で大事にしているのが“自分の直感”だ。業者のオススメだとしても、自分がピンと来なければ断るという。卸売業者の担当者も「めちゃくちゃ厳しいですね。品物と値段のバランスが合ってないと買ってもらえないので」と苦笑い。

産地や部位など、目利きにはさまざまな要素があるというが、何より重視するのが「自分が食べたいかどうか」。高価なため普段はあまり仕入れないというサーロインも、「脂と赤身のバランスがここまで美しいものはなかなか無いので惹かれた」と仕入れを決めた。

6月16日『セブンルール』

ルール③:足りない生活費はバイトで稼ぐ

いまや全国に根強いファンを持つお肉ジャパンだが、その経営状況はというと、赤字になることが少なくない。そのワケは、採算を気にせずに販売をする彼女の「美味しいお肉をより安く」という想いにあった。

大学を卒業後、大手保険会社に就職。休みもないほど忙しく働いていたが、頑張りすぎたことで精神的な疲労に追い詰められ、退職に至ったという。そして、ずっと支えてくれていた母を、同じ年に亡くした。

どん底だった時期、ネット通販で、ステーキ肉が何枚か入った商品と勘違して2kgの塊肉を購入。それが転機になった。「お肉屋さんが切るんじゃなくて、自分で切るっていうのがなんかうれしくて。ずっと気持ちが落ち込んでたので、ちょうどそこで、やる気が出てくる一つの“つかみ”だったんでしょうね」。

「肉を通じて人を笑顔にしたい」 という勢いのみで1年後、店を開いたが、2019年の夏、最大の危機に見舞われる。一般的に味が落ちるため割安になる、出産経験のある牛を誤って販売してしまった。購入者全員に返金をしたが、資金的にも苦しくなり、悩んだ末に1ヵ月の休業。

その最中、「待っています」「早く戻ってきて」という、顧客からのメッセージが彼女を救った。自分を救ってくれた塊肉を通してお客さんにも恩返しをしたい、そんな思いから赤字覚悟の値段にしてしまうのだ。

そこで足りなくなった生活費、そして長年連れ添ってきた2匹の猫のご飯代を稼ぐため、お好み焼き店でアルバイトをしている。「美味しい」と言ってもらえる喜び、食べることの共通点を改めて認識する機会になったという。

ルール④:髪はラオウのオーラと同じ色

彼女のトレードマークとも言えるのが、真っ赤な髪色。「肉の赤」かと思いきや、それは「ラオウのオーラ」なのだとか。

80年代の大人気漫画「北斗の拳」の主人公、ケンシロウの兄にして最大のライバルであるラオウに憧れ、ラオウになりたいあまり、彼の髪型にしようとしたが当時の美容師に止められ、髪色を「ラオウのオーラ」にすることで落ち着いた。

ルール⑤:肉イベントの日はコスプレ

半年に1度のイベント「肉が如く」を主催している片根。ステーキの大食い競争や塊肉の解体ショーなど、肉好きにはたまらない内容が盛りだくさん。イベントを楽しんでもらうため、もっと肉好きを増やすために彼女が始めたのが「コスプレ」。そんな努力が実り、イベントはメディアに取り上げられたことも。

しかし「塊肉を囲む会」を開催し、「極道の妻」風コスプレで親しい仲間を迎えた際は、「何してんすか、意味がわからない」と、驚くほど冷ややかな反応を受けていた。

6月16日『セブンルール』

ルール⑥:肉の味付けは塩胡椒のみ

“肉の伝道師”である片根自身、365日、肉を食べない日はない。そんな彼女のこだわりの食べ方は、「切って焼いて塩胡椒」。肉本来の味を楽しむにはこれだけで充分だという。

肉が切りきれずに繋がったままだと友人から指摘を受けると、「でも、美味しいでしょ。私、家庭科ダメだけど、お肉って美味しくなるんです、不思議と」と、笑ってみせた。

ルール⑦:塊肉でお客さんも笑顔にする

ある日、コスプレの準備をする彼女が始めようとしていたのは、全国のお客さんへ日頃の感謝を伝えるためのサプライズ。開店当初からの常連客や、顔を見て話すのは初めての人、そして家族そろってお肉ジャパンの大ファンという親子とのテレビ電話を試みた。

店を始めた当初のコンセプト「お肉を通して笑顔を届けたい」は、着実に全国へ広がっている。「肉ばかり食べて、そのおかげで夫の血糖値も落ち着いた」「美味しくて楽しい」「いつも美味しいお肉をありがとう」と、画面の向こうの人たちは、一様に笑顔を見せていた。

「大切な人がこんなにも全国に増えたのは、お肉があったから出来たことなんだと思う。お肉って見えるし食べられるし匂いもかげるし、最強ですよね。しかも自分の体の中に入って血となり肉となるでしょ。すごいなって思いますよね」。そう話す彼女は、冷蔵庫を開き、自慢げな笑みをカメラに向けた。

6月16日『セブンルール』

※本文、敬称略

<『セブンルール』はカンテレドーガで見逃し配信中(無料)>

次回、6月23日(火)の『7RULES(セブンルール)』は、マルチな才能を見せる22歳のカリスマモデル・藤田ニコルに密着。「『あれがモデルかよ』って、結構言われてきました」。そう苦悩を明かす彼女の7つのルールとは。

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June 17, 2020 at 06:41PM
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